財政健全化のための消費税率引き上げを確実に実施するために、今後も追加で財政出動を行う──。何とも矛盾した話だが、これが市場関係者のコンセンサスだ。2012年度の補正予算も、14年4月の消費税率引き上げの可否を決定する今年の秋口の時点で景気を落ち込ませないために編成された。税率引き上げ前には駆け込み需要が生じ、引き上げ後にはその反動と税率引き上げで景気は冷え込む。それを放置しておいては、15年10月の消費税率引き上げに差し障る。引き上げを担保するために、再び財政による景気刺激策が講じられる公算が大きい。

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