3月6日午前、東京・大手町のみずほコーポレート銀行(CB)本店ビルの11階。来日中だった台湾の鴻海グループのトップ、郭台銘(テリー・ゴウ)会長が姿を現すと、応接フロアの空気が張りつめた。出迎えた佐藤康博頭取と担当役員の2人は、通訳者もなしで、シャープの命運を握る男と対峙していた。 「シャープを丸ごと買収したい。資金を貸しませんか」 テリー会長は挨拶もそこそこに、CBが主力銀行として経営再建を支援しているシャープへの不満をぶちまけた。

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