首相、安倍晋三の勢いが止まらない。やることなすことがズバズバ的中する。2月26日夕の参院本会議場でもドラマが起きた。2012年度補正予算案の採決。与党は参院では過半数に16議席足らない。常識的には否決とみられていたが1票差で逆転可決したのだ。安倍も採決後、盟友関係にある新党改革幹事長、荒井広幸に「すごい」と驚きの声を上げた。予兆は、本会議に先立つ参院予算委員会の採決からあった。与党の自民、公明に加え、みどりの風、日本維新の会、新党改革が賛成に回り、賛成多数で可決されていたからだ。しかし、参院本会議では票が読み切れず「1票差の攻防」(荒井)が続いた。採決直前には「可否同数」の見方もあったが、自民党執行部の望みは民主党を離党した植松恵美子(香川選挙区)が賛成に回ってくれること。そうなれば「1票差で可決の可能性あり」と読んでいた。ところが植松は欠席。いよいよ117対117で「可否同数」の可能性が高まった。

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