「領土問題が存在することを認めさせるだけでは不十分だ。釣魚島(尖閣諸島の中国名)近辺に日中政府双方の船や飛行機が同時に存在する状況を既成事実化することが我々の政策目標だ」2013年1月中旬、中国共産党中央で尖閣問題を担当する高官が筆者に対してこう証言した。日本政府が尖閣諸島を国有化して以来、中国海洋監視船が同島接続水域に“入っては出る”という挑発行為を繰り返している。12月13日には国家海洋局のプロペラ機が魚釣島南方で日本の領空を侵犯した。中国機が日本に接近するたびに、航空自衛隊が緊急発進するという攻防が繰り広げられている。米国国務省で日中関係を管轄する関係者は「非常に危険な状況だ。武力衝突が起こる可能性を憂慮している」と筆者に漏らした。

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