日本の貿易収支は、東日本大震災以来、若干の例外を除き月ベースで赤字になっている。2012年1~10月は5.3兆円の赤字だ。これは、前年同期の赤字1.7兆円の3倍を超える。11年の貿易統計ベースの赤字は2.6兆円だった。年中の1~10月の比重が変わらないとすると、12年の貿易収支は8.2兆円という巨額の赤字になる。サービス収支の赤字を加えると、10兆円程度になる。所得収支の黒字は14兆円程度あると考えられるので、経常収支の黒字は維持できるだろう。しかし、震災前に比べて状況が大きく変化したことは間違いない。したがって、貿易赤字拡大の要因を把握することが重要である。

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