貧困問題は誤解されている──。これが本書を書こうと思ったきっかけだ。専門家たちは、これという解決策が一つ見つかれば、すべての貧困問題が解消できると考えている。だが、それでは貧しい人たちが直面する複雑な問題や、彼らの生活の中にある巧みさを捉え切れない。われわれにわかっていることは何か、わからないことは何かを正直に示し、なぜ貧困問題は単純なアプローチによって即時に解決できるようなものではないのかを説明する本が必要だと感じた。貧しい人をまるで漫画の主人公のように扱うことをやめ、豊潤さに満ちた彼らの生活を探索する本があってしかるべきだと考えたのだ。

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