この本を抱腹絶倒の連続と評しては、著者にも当該野球部諸氏にも怒られてしまうかもしれないが、とにかく面白い。『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』が、なぜこれほどまでに愉快なのかといえば、それは多くの常識を覆し、まったく新しい価値、予想外の思想というものを提示してくれているから、あるいは最も頭脳的であるはずの集団(超進学校野球部)が、笑ってしまうほどシンプルにワイルドな挑戦を続けているからだろうか。すべては「エラーは開成の伝統ですから」という開き直りから始まっている。いや、自分たちの現実をしっかりと認識するところから、勝機をどこに求めるかという論理的なアプローチが生まれる。

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