欧州中央銀行(ECB)が2012年9月に国債購入措置(OMT)を発表して以降、市場では、いずれECBがスペイン国債を購入するとの観測からスペイン国債利回りが低下、欧州債務危機は小康状態にある。しかし、欧州債務危機が収束したわけではない。筆者は、資金調達を金融支援に依存しているギリシャ政府の「国債市場復帰」を欧州債務危機の収束と定義している。IMF(国際通貨基金)が要求する16年の復帰は困難で、収束には10年程度を要するだろう。そのため13年にもスペイン、ギリシャを震源とした危機が再燃するリスクは払拭されていない。

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