2003年に動き出した「サハリン2プロジェクト」は、ロシア初のLNG案件で、挑戦の連続だったことから、関係者は“プロジェクト・ビッグX”と呼んだ。極東ロシアのサハリンの原野にLNGの生産プラントと輸出基地を同時に建設するもので、日本の千代田化工建設と東洋エンジニアリングがジョイント・ベンチャーを組んだ。千代田化工建設にとっては、4~5年はかかる大型案件であり、若手エンジニアを過酷な現場で育成する絶好のチャンスでもあった。同社は、1997年のアジア通貨危機で経営が悪化し、大規模なリストラの断行で規模を縮小した視界不良の状態にあっただけに、社内は盛り上がった。

この
続きは

デジタルサービス<ウェブで読む>を利用する

ログインすると本サイトのすべての記事がお楽しみいただけます。
定期購読者の方で、デジタルサービスをお申し込みの方はログインしてください。

  • パソコン
  • タブレット
  • スマートフォン

ID・パスワードをお忘れの方

※著作権等の理由により、一部の記事・写真・図版が欠けている場合があります。