厚生年金を清算して解散することは可能だろうか? これに関するデータは、厚生労働省年金局数理課「平成21年財政検証結果レポート 国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」(詳細版)2010年3月にある。それによると、厚生年金の場合、「過去期間に係る給付」が830兆円だ。これは、これまでの保険料負担に対応する給付だ。つまり、いま年金を受給しているか将来年金を受給できる人が、将来にわたって得る年金のうち、すでに支払った保険料に対応する分の割引現在値だ。給付に対しては、国庫負担金が一般会計から支出される。その現在値が「過去期間に係る国庫負担」であり、これは190兆円だ。

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