予想もしなかった財務省からの連絡の1週間後、ダークスーツに身を包んだ3人が事務所を訪ねてきた。名刺交換をしながら、電話をした本人だと名乗ったのは痩せ型の小柄な男で、気弱な印象を受けた。となりにいる男は名刺の肩書に主査とあるから、電話をかけてきた男の上司だろう。恰幅がよく、スポーツでもやっていたのかガッシリとした体格で、声が大きい。もう一人はほとんど喋らない。ただの書記係のようだ。

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