今年1月に財政見通しに関する二つの重要な試算が公表された。内閣府の「中長期の経済財政に関する試算」(以下、中長期試算)と財務省の「平成30年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」(以下、後年度試算)である。だが、この二つに共通するのは、名目GDP(国内総生産)成長率の見通しに対する甘さである。

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