小学校の入学祝いに、祖父からシリーズものの図鑑をもらった。さまざまな図鑑の中でも、私の一番のお気に入りは「地球」の図鑑だった。火山が火を噴き、大地を恐竜が闊歩する「白亜紀」や、巨大トンボが飛び回る「石炭紀」の異世界のような光景を今でも鮮明に覚えている。ただ、当時少年だった私には、地球の“輪切り”の絵が、どうしても解せなかった。地球の内部が地殻、マントル、核と色分けしてあったのだが、大部分を占めるマントルがオレンジ色でべったりと塗られていたからだ。

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