中国の要人に戴秉国(たい・へいこく)という人物がいる。胡錦濤前政権の外交トップを務めた実力者である。彼の前では外務大臣の王毅氏など、小僧っ子のような存在である。米国をはじめとする世界が戴氏をどれほど重視していたかは、ヒラリー・クリントン氏が二〇一四年に出版した回顧録『Hard Choices(困難な選択)』からも見えてくる。

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