井上章一著『京都ぎらい』は、京都の洛中の特殊性を語ることを通じて日本人の思考の鋳型について論じた秀逸な文化論だ。例えば靖国神社について井上氏は、以下の指摘をする。〈靖国神社の信仰を肯定的に語る論客は、しばしば保守派だと評される。否定的な立場の人には、進歩派というレッテルがはられやすい。それが、いわゆる論壇の通り相場になっている。

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