最近、「どうして?」と呆れるような事件や行動が多い気がしませんか。その疑問は、「まるで子どもだ」という驚きでもあります。『困難な成熟』は、そうした状況への思索です。「社会の中で生きる」「働く」「与える」「伝える」「この国で生きる」をテーマに、25の質問に著者が答えます(ご本人は「説教」と言う)。さすが、目からうろこの卓見が続きます。例えば「労働」。その本質は制御つまり管理であると言います。なぜか。例えば「贈与」。自然からでも人からでも、与えられたものを次の人に渡すサイクルにどのようなメッセージを読み解くか。その感性と理性的な理解こそが「市民的な成熟」であると言い、人が成熟できない時代における成熟の重要さを語ります。

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