通常の火薬を圧倒的に上回る破壊力を有する核兵器は、歴史を書き換えた。東西冷戦時代、その総量は地球上の全生物を何十回も殺すに足りるといわれた。今日でも、核拡散の恐怖は、人類を捉えて離さない。このような力を、人類はなぜ持ってしまったのか。発端は、物理学者の純粋な探究心だった。ウランに中性子線を照射すると原子核が分裂し、膨大なエネルギーを放出することがスウェーデンで解明されたのは、1938年のクリスマスだった。その発見は、直ちに全世界に伝わった。

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