山内昌之、佐藤優著『第3次世界大戦の罠』は、地政学の視座から現下の国際情勢を読み解いたユニークな書だ。山内氏は、〈そして大事なことは、いまのイラン・イスラーム革命の指導者たち、ルーホッラー・ホメイニーからアリー・ハーメネイーに至るシーア派指導者たちも、イランの「中華思想」を決して捨てていません〉と指摘する。国際社会の混乱要因となっているイランをシーア派原理主義という観点のみからではなく、ペルシア(イラン)帝国主義の復活という要因も加え、それが中東の地政学に構造的変化を与えていると説く。

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