「伝える・伝わる」は一筋縄ではいかない。だからこそたくさんの本が出ているのですが、『いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか』は、題名から何かが伝わってきて思わず手にした1冊でした。内容は、落語家の話し方からコミュニケーション技法を説いたもの。グッと前のめりになったのが第3幕「間」。著者は「落語では間こそ重要」と言います。それはお客さまが笑いを理解し、消化し終えるまで待つものであり、相手に間を上手に使ってもらうのが伝わることにつながる。途切れずに喋れと説く類似本とは正反対。師匠である立川談志のエピソードも小気味よいリズムをつくり、落語の棚でなくビジネス書の棚の方がぴったりきます。

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