日中戦争は、私の祖父も従軍した戦争である。彼は傷痍軍人となったが、幸いにして生還することができた。生前、戦争について多くを語ることはなかったが、一度だけ、中国の地図を広げて、孫たちに自分がどこで戦ったのかを語ってくれたことがある。ただ、なぜ自分たちが応召され、何を目的として戦ったのか、本人もどれほど理解していたか分からなかったし、こちらも聞く機会を逸してしまった。

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