前回は、1915年にアルベルト・アインシュタインが一般相対性理論を発表したところから話を始め、この理論の予言するブラックホールの不思議な性質を考えた。今回は、一般相対論のもう一つの予言である「重力波」について解説しよう。物理学の理論は、さまざまな自然現象を、一組の方程式で記述するというかたちを取ることが多い。例えば、アイザック・ニュートンの力学には運動方程式というものがあり、物体の場所と速度が分かると、その後の運動の様子は方程式を解くことで決まっていく。また、電気や磁気の現象も、19世紀の物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが発見した方程式に従う。

この
続きは

デジタルサービス<ウェブで読む>を利用する

ログインすると本サイトのすべての記事がお楽しみいただけます。
定期購読者の方で、デジタルサービスをお申し込みの方はログインしてください。

  • パソコン
  • タブレット
  • スマートフォン

ID・パスワードをお忘れの方

※著作権等の理由により、一部の記事・写真・図版が欠けている場合があります。