良質な音楽書はアーティストや歌をより深く理解するためのテキストとなる。『友川カズキ独白録 生きてるって言ってみろ』は読み終えると無性に友川カズキの代表作「生きてるって言ってみろ」を聴きたくなる。自身の半生と折々の思いを語り起こした本作は、中学2年で出会った中原中也の詩から受けた衝撃、バスケットボールに熱く入れ込んだ高校時代、土木作業員など肉体労働をしながら歌い続けてきた日々が描かれている。あたかも友川本人と酒を酌み交わしながら話を聞いているような語り口は読みやすく心に染み込んでくる。

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