この4月で、NTTが発足し、通信自由化の扉が開いて30年だとか。それはインターネット社会の黎明と成熟の時期でもありました。絶妙なタイミングで放たれた『日本インターネット書紀』の著者は、1993年に国内で初めてネット接続サービスを提供したIIJの創業者。根強い規制が残る中で通信大手との闘いや合従連衡、経営者としての苦悩、そこを生き抜いてきた者だけが語るネットの未来像。450ページを超える大部は、幕末の維新伝を読むような興奮に満ち、時代資料としても一級品です。ネットが当たり前のデジタルネイティブにこそ手にしてほしい。大和国の創世記物語である『日本書紀』とネット社会誕生を重ねた書名に、著者の思い入れと自負がにじみます。

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