今年の春闘における賃上げ率は、2.5%程度と、昨年を上回る率になるとみられている。これが経済の好循環をもたらすことが期待されている。結論はその通りだ。ただし、幾つかの注意が必要だ。まず、春闘賃上げ率は、経済全体の賃金上昇率とはかなり違う。以下では、毎月勤労統計調査における賃金指数(5人以上の事業所の現金給与総額)を経済全体の賃金の指標と考えよう。2014年におけるこの値を円高期であった10年の値と比較すると、意外な姿が見える。

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