3月24日午後4時すぎ、官房長官の菅義偉は使い慣れた大きなブリーフィングノートを持って首相官邸の記者会見場に現れた。しかし、その口調には明らかにいつもとは違う怒気が含まれていた。  「指示は、違法性が重大かつ明白で、無効だと判断した」 菅が怒りの矛先を向けたのは沖縄県知事、翁長雄志だということは疑う余地がなかった。原因は翁長の前日23日午後の記者会見にあった。米軍普天間飛行場の移設先として同県名護市辺野古沿岸部で政府が進めている埋め立て工事に関連したボーリング調査を、1週間以内に停止するよう沖縄防衛局に指示したからだ。

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