バブル崩壊後の不況は長期化し、いつしか、1990年代は日本にとっての「失われた10年」だったといわれるようになった。1997~98年には金融機関の破綻が相次ぎ、「平成の金融恐慌」と呼ばれた。そして1999年3月には、日本を代表する自動車メーカーである日産自動車が、事実上、フランスのルノーの傘下に入ることが発表され、「第二の敗戦」という言葉がさかんに使われるに至った。日本経済を覆う暗雲は、「失われた10年」となった1990年代が終わっても消え去ることはなかった。

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