1980年代に「逆石油ショック」があった。80年代初頭に1バレル=40ドル近くまで高騰し、86年初頭にも30ドル近い水準だった石油価格が、半年間で10ドル程度にまで暴落したのである。その後、石油価格は高騰することなく、99年まで15~20ドル程度で推移した。低い原油価格が続いたことは、石油輸入国に大きな経済的利益を与えた。インフレが抑制されて経済成長が促進され、国際収支も改善したのである。特に日本では、効果が大きかった。それは、原油価格低下に加え、次の二つの条件があったからだ。

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