トマ・ピケティ『21世紀の資本』の世界的大流行が示すように、所得格差の問題は私たちを捉えて離さない社会科学の大問題の一つである。その重要性を反映して、所得格差の国際比較も盛んに行われている。しばしば話題になるのは、一時点での所得格差の大きさを表す指標であるジニ係数だ(係数の範囲は0から1で、大きいほど所得分配が不平等であることを示す)。日本のジニ係数は約0.38(所得再分配後)で、先進国の中では中程度の不平等度である。

この
続きは

デジタルサービス<ウェブで読む>を利用する

ログインすると本サイトのすべての記事がお楽しみいただけます。
定期購読者の方で、デジタルサービスをお申し込みの方はログインしてください。

  • パソコン
  • タブレット
  • スマートフォン

ID・パスワードをお忘れの方

※著作権等の理由により、一部の記事・写真・図版が欠けている場合があります。