息をのむほど美しく豪華な絵が何十ページも続く絵本──『グランド・ブダペスト・ホテル』はそんな映画だ。美麗なのはホテルの内装・調度と衣装。こんなホテルが実在するのか、どこでロケしたのか、どこまでが実物でどこからが美術なのか。よく知らない。長年のなじみ客の老婦人が殺され、有名なコンシェルジュが疑われ、という筋(ストーリー)などどうでもいい。レイフ・ファインズはじめ名優の出演もどうでもいい。美の饗宴に酔うことだ。去年買って見たDVDだがアカデミー賞ノミネートのうわさに慌てて紹介。

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