「ジャッキー」「バンブー」「ホースビット」「フローラ」……。すぐに分かった人は、かなりのブランド通。むしろ分からなかった人にこそ、お薦めの1冊が『グッチの戦略』です。副題にもあるようにグッチは、戦争による創業直後の原材料不足、一族による骨肉の争い、救世主経営者とデザイナーの退任という3度の危機を乗り越え、ラグジュアリーブランドの地位を揺るぎなきものにしました。なぜ危機を乗り越えることができたのか。本書は緻密な分析を通して秘密に迫っていきます。「メード・イン・ジャパン」が衰退する中で、グッチの危機戦略は、日本メーカーへの痛烈な批判である一方で、一筋の光明でもあるでしょう。単なるブランド論を超え、抜群の企業ノンフィクションに昇華しています。

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