「エボラ出血熱」の流行が世界的に大きな問題になっている。感染症専門医の岩田健太郎氏は、『「感染症パニック」を防げ!』で、〈パニックは、クールで理性的な対応を難しくし、人々はよけいな苦労に苦しんだのです。その苦労は、感染症の実被害以上の苦しみを人々に与えました。/2001年の「バイオテロ」の被害者は22名、死亡者はそのうち5名でした。あれだけ全米、いや、世界中が恐怖した問題の被害としては、極めて少ない被害者数と言えないでしょうか。/こうした体験から私は学習しました。感染症のリスクを扱うときは、単に患者を診察し、病原体を見つけ、その病原体を殺して治療する以上の何かが必要であると。感染症の実被害以上に問題となる「パニック」と対峙することが大事であると。〉と強調する。岩田氏の指摘の通りと思う。行政機関、医療関係者がリスク・コミュニケーション能力を高めることが重要だ。

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