本書は、エコノミストとして数多くの提言を発信してきた著者が、日本経済の現状を分析し、長期低迷の真因を探求した力作である。かつて日本経済は、資産の蓄積によって成長を遂げてきた。特に、高度成長期は、設備投資が景気を主導し、「投資が投資を呼ぶ」ともいわれた時代であった。しかし、経済が成熟する中、資産の蓄積を伴って成長する時代は、終わりを告げた。にもかかわらず、1980年代後半のバブル期に蓄積された過剰な資産は、その崩壊後も十分に解消されないまま今日に至っている。著者は、これこそが日本経済の長期低迷の真因とする。

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