経済学の開祖アダム・スミスは、時代時代に応じて、さまざまな読まれ方をしてきた。かつては、スミスの資本蓄積論をマルクス原理論の原点と考えて、スミスをいわゆる「左側」から読むのが一般的だった。それが1980年代ごろになると、スミスの自由放任主義的姿勢こそ新自由主義の原点だと考えて、スミスを今度は「右側」から(あるいはほとんどミギハシから)読む者が非常に多くなった。
デジタルサービス<ウェブで読む>を利用する
ログインすると本サイトのすべての記事がお楽しみいただけます。
定期購読者の方で、デジタルサービスをお申し込みの方はログインしてください。

- パソコン
- タブレット
- スマートフォン
※著作権等の理由により、一部の記事・写真・図版が欠けている場合があります。